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Princeton University in Kanazawa

socially engaged art

online open workshop@relational art

まずは基本の線の型を練習し、それと並行してテーマの単語のテキストを実演して見せ各文字も練習する。
その後チームでテーマに沿った作品を仕上げる。今回は最も大きい「全紙」をつかって作品に仕上げてもらいました。

基本的な書の線のテクニックを学ぶと同時にチームで作業することやテーマを作品とすることを作り上げていただく実習を実施しました。

5つのチーム各々の面白さと特徴を感じられる作品がしあがりました。


今後も書道に向き合いたい生徒さんへのバックアップで年間オンラインテキストを配布しました。文化や書に向き合うことを継続的にバックアップできるように取組としております。(URL text

2日間の実習の様子と講義をインターネット公開講座として配信いたしました。
10.6.2017/1st 17.6.2017/2nd  LIVE class 


テーマ:日本

美しい
beauty

日本の美を表現する。
2つの「美しい」「beauty」を作品の前面に表現することで、言語や国は違っても美は共有できまた別の側面の美を表すことも可能である、それらを表現した作品として発表いただきました。

【好評】サインの違いをクラスの中で説明した事で、日本は「左側」、アルファベットなど絵画の多くは「右下」。これらは右から左に文字が書かれ最後に署名する日本のスタイル(縦書き)と、左から右へ文字が進められ横書きの最後の右下にサインを入れる。このポイントに即して2か所へ署名がなされている点が面白味を出しています。 また文字についてはダイナミックに直接的に言葉を押すことで他を圧倒するイメージを埋めまたそこには2つの言語それらに人々が思う内面が表現されており、書の生み出す墨と筆の動きがそれらを相乗させている作品と仕上げられている点が、感じられます。

テーマ:日本


日本


嵐で舞う桜が日本のイメージとして強く印象にある、それを表現した作品です。


【好評】3人が丁寧に練習した文字を書き込んでた点が印象的でした。構成も横に並べる構成や強さを見せる嵐の文字から自由なイメージを与えており桜ののびのびとした様子や力づよさを印象図けられる仕上がりとなっております。制作風景についても3人で創造的な取組が見られた点も今回の自由な作品へしあがった理由の一つとみて取れました。

テーマ:日本

日本の食べ物

日本食の味や美しさまたそれを楽しむ事を表現した作品


【好評】今回もっとも自由に想像が膨らんだのか彼らの作品で、日本で気に入っている食について実際の食べた様子を思いうかべ制作過程でもお互いの理解をしながら話を進めるまた、寿司のネタやたこ焼きを食べた思い出を話し共有し作品に乗せる。チームで制作する中でお互いを理解する方法としても利用しており、中心になって作品をすすめるというイメージよりたがいを模索し楽しみを共有するそういったこのグループのポップな制作と取組がまさに作品に出ているという点を感じます。

テーマ:夏

花火



夏をイメージする中でお祭りに行き花火を見てそこで感じる初恋と愛についてを表現した作品です。
今回の筆と墨は普段のペンを使う事と別の感覚が必要で墨量や筆が出す線を扱うことに面白さと難しさをかんじました。

【好評】左上から徐々に下へ降りる文字で時間を表現している点や、ストーリーを盛り込ませた点。暑い夏を表現した3人は一つの文字を丁寧に練習し書き込む姿勢が制作時にみてとれました。また字を得意とする生徒さん、語学を生かして作品のイメージを膨らませまたうまくみんなの意見をまとめ上げていた生徒さん、バックアップと円滑にサポートをし実行がスムーズにいくようにとチームのやくわりが見て取れました。最も時間をかけ丁寧に文字を作っていた様子が印象的なグループで作品はその熱意も盛り込まれ慎重さと順序また完成までを楽しむ様子が感じ取れました。

テーマ:夏

七夕とその願い

季節の七夕によせた思いを書として制作した作品です。ユニークな願いはアイドルに会う事だったり、火の光、友達を作り、また世界征服をたくらむ。ある七夕の願いです。

【好評】季節感あふれる、またそれぞれの強い熱がつたわる作品でした。テーマをいかに作品へおとしこむかという点に当初の設定に困難したようでしたが、「七夕」というテーマを得た彼らがそれぞれの気持ちを連ねていく点が面白く見て取れました。奔放な心をのせた彼らの作品は見ている私たちの願いも載せて楽しい希望を持たせてくれます。

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